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卒論でけた! [学業]

半分だけね。

半分だけだけど、とりあえず卒論として仕上げてみました。
残りが間に合わない場合もあるので、とりあえず一段落
したこの辺で、一旦終了させときますわ。

http://web.sfc.keio.ac.jp/~s02433ss/database/GGtheory.pdf

概要:卒業論文前編
前編だけでタイトル作るとしたら
「グローバルガバナンス論の拡散とその実態
ー脱国際関係論・総合政策学としてのグローバルガバナンスー」

グローバルガバナンスとは何か?」という疑問点に対して、グローバル化とグローバルガバナンスとの関連性、グローバルガバナンス論の起源と拡散から紐解いていく。

初めに、グローバル化との違いは何かという疑問から、グローバル化の議論の体系化を行い、グローバル化からみたグローバルガバナンスは、第1に「グローバル化に伴う問題点を対処するためにグローバルガバナンスが持ち出される場合」と、第2に「グローバルな政治変容という分野の中でグローバルガバナンスが展開される場合」の2点とする。

その後にグローバルガバナンス論の原点であるローズノー、ヤング、グローバルガバナンス委員会から、それが拡散していく過程を追っていく。拡散過程においてリアリズム、リベラリズム、マルクス主義による国際関係論の議論を継承している状況がわかる。そこから、グローバルガバナンスがそれまでの国際関係論と違いがないのではないかという新たな疑問が生まれる。

それに答えるため、グローバルガバナンスの起源といえるブルとローズノーとの比較をすることで、グローバルガバナンスの特徴が「グローバル化という前提」とそれによる「権威の移転」であるということを導き出す。

そうした意味で、グローバルガバナンスとは国際関係論とグローバル化との接合的な理論であり、国際関係論の国家中心的な限界を超える試みであることと捉える。

そこからグローバルガバナンスを

「グローバル化に影響される共通の問題群や目的のために対処する制度の総体であり、その主体は国家を中心としながら、非政府組織(NGO)、市民運動、多国籍企業、および地球規模の資本市場などの非国家主体を含み、その中で、「権威の移転」「調整」に主眼が置かれるもの」と考える。そうした意味で、グローバルガバナンス論はグローバル化と国際関係論とをつなげる役割を持った総合的視点を要する分野であり、「総合政策学」の一端を担う学問と結論付ける。


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難しい本。 [学業]

世の中には難しい本がある。
昔、マックスウェーバーの「プロテスタンティズムと資本主義」を
初めて読んだとき、なんじゃこりゃ!って思ったことがある。
ありゃ、なかなか深すぎて。。。である。

最近、読むとむずいと思っていたのは

M・ショーの「グローバル社会と国際政治」

一見すると簡単そうに思える本書だが、ちゃんと読んでも
ぜんぜん頭に入らない。

最近、へドリー・ブルの「国際社会論」をよんだおかげで、
ようやく、4回目くらいの読みで、ちょっと理解できた気がする。

しかし、むずい。

これ一発で読んで理解できる人がいたら、ほめてやりたい。

みなさん、まじ、よんでみ?

むずいから。きっとすぐ読むのやめると思うよ。


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紫田ではないのですよ。そこのあなた! [日誌]

今日、年賀状が一通きた、中学からの友達がドイツから送ってきやがった。

あて先名をみてみる。

紫田真吾さま

なんか違う。

紫田。。。。

・・・・・・

むらさきた!!!

これは柴田ではない!!!おいおい、いくらなんでも中学のやつくらい知っとけよ!

そう、俺の漢字はすげえ簡単なのに、初めて遭った人の3分の1か、多くて半分くらいの人が

紫田と書く。

この間違える率は正直すごい!!

今までどれだけ間違われたことか。。。

この際だからはっきりいよう!!

紫(むらさき)は「しば」と読むことはナイ!!

そこのあなた!わかってますか?

さらに、今日、その手紙を収納してるところの整理して入れる際、

04年の時の誕生カードが出てきた。

気になってちらっと見てみる。

案の定。。。

半分くらい。紫田と書いてあった。

誕生カードなのに。。。名前が違う。

まあ、そんな名前を間違えた、

○やとか、れ○なとか、ゆ○きとか、、

ボクハキニシテナイカラ、ダイジョウブダヨ!
ヒトニハヤサシクシロッテ、ママガイッテタカラ


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幻の全日もぎ議題。 [学業]

2004年、全日において、ディレクをやったわけだが。会議議題が「経済社会分野の国連改革」というわけわからんものだったため、別議題も考えたことがあります。実際に考えただけで、表に出してないから「幻議題」。

それは【模擬軍縮会議(MCD)】

C1ではなく、軍縮会議で話し合っちゃおうというもの。この会議の利点はC1にはないダイナミズムを実感できることです。C1は軍縮会議の議事を促進する程度の役割しかないため、議題をやってるときに限界を感じます。そんな話し合いをもっと発展させるには軍縮会議を理解する必要性がある。なんせ、軍縮における唯一の交渉の場所とされているのだから。(っていうか、だったらC1は何なの?って思うけど、そんな扱いなんです)

会議枠組みはかなり特殊。

1.議題自体をみんなで決める。
この会議の特色は軍縮関連という分野は決まっているけど、議題自体を決めるのは大使のみなさんということ。よって、初めは「何を話し合うのか」についての話し合いになります。議題を決めるダイナミズムを体感できるはず。

具体的には、軍縮会議で実際の個別議題を扱うための「委員会の設置」が議論のメインになるわけですね。実際の軍縮会議ではずっと何の委員会の設置をするのかでもめているため、進んでないわけです。何の議題に利益があるのかが各国かなりちがうので、めっちゃみんなでもめて対立して、いろいろな戦略を考えられるから、きっと楽しいはず。

2.条約作りまでできる。
実際の交渉ができるならば、条約草案を提出したりと、かなり奥深い交渉が可能。C1だとある、CTBTについてはこのくらいしか言えないよね。みたいな制約がないわけですね。

次に実際の会議をどう作るかですが。

タイムスパンとしては1日目に、委員会決めを行い。制限時間を設けて、そこで、「包括的な核軍縮(途上国議題)」「宇宙軍縮(中国・ロシア)」「FMCT(先進国)」といった主要なものから、ほかに「小型武器」などの議題がでて、どの委員会を設置して、どれを先に話し合うかを決めるわけです。あまりにも議題を広げすぎると収集がつかないので、実質的にまあ上記の4つか5つだけ先にディレクで示すことになるでしょう。

で、その後は会議が2パターンに分かれることになります。

1つ目が、1日目の制限時間内で、解決しなかった場合。その後は、この何をCDで話し合うのか?どうやったらCDの話し合いを進めることができるのか?といった話し合いをその後も続けていき、最終的に委員会の設置の決定がなされるかどうかで会議が進む。それでも妥決しなかったら議長総括が作られて、内容がC1に送られることになります。議長の役割が重要となりますね。

2つ目が、1日目の制限時間内で、妥結した場合。委員会ごとに実際に分けることはできないので、決定された優先順位で、議題を話し合っていく。結局、2,3個しか話し合えないと思われるが、その委員会の時間割などは各国大使が考えたり、議長国がしきったりすることになります。そこではFMCTの条約作りやらが行われることになるでしょう。

問題点。
1.時間の問題と会議の進行との関わり、
時間内に終わるのかかなり難しい。進行が予測不可能であやしい。

2.リサーチが大変
リサーチ範囲が広くて大変。C1の複数議題文なので、軍縮一般についてもういろいろ調べる必要性がある。

実際に、会議できるのなら、すごいダイナミックで、会議のおもしろさを実感できるものにすることができるという自信はあるんだけどね。まあ、全日ではやらなかったわけで、模擬国で残ったものとして、唯一やってみたかったというやつですね。誰か代わりにどっかでやりませんか?アドバイスするから。


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グローバルガバナンスと知識人達 [学業]

グローバルガバナンスの専門家になりつつあるくらい、めっちゃやってる。今日この頃、いろいろな人が出てきてよくわからなくなってきた。いっぱい有名な人が多すぎるわ。

【ベース理論】
ローズノー
「国際社会におけるアナーキーにおいて秩序が成り立っていること、『政府なき統治』に注目、グローバルガバナンスとは『秩序ぷらす意図』と定義し、とりわけ主権の移転が起きていることを重視し、それをSphere of Authorities;SOAsとして分析」

ヤング
「レジーム論から、国際レジームによる国家の協調体制による秩序に注目。レジームを国家間レジームとトランスナショナルレジームとその混合とにわけ、その総体がグローバルガバナンスであること。レジームはガバナンスの中の一部であるとする。共通の目的にあらゆる主体が目的達成のための行動調整の相対をグローバルガバナンスと定義。」

グローバルガバナンス委員会
「国連50周年にむけて、その改革を目指した報告書を提出し、グローバルガバナンスの必要性を説く、その定義によれば、グローバル・ガバナンスとは公的および私的な個人や組織が共通の問題群を管理・運営する多くの方法の総体である。」

【社会学者】
アンソニーギデンズ
「グローバル化を近代化の帰結として捕らえ、ポストモダニズムの世界とし、グローバル化による現状の世界を『暴走する世界』として、不平等や貧困の拡大などを起こしているとして、ガバナンスの必要性をとく」

マーチン・ショー
「今までの国際関係論では社会が欠如していたとし、現状のグローバル世界の政治を分析するためには、国際政治学の枠を超えており、社会学との融合が必要と説く」

【経済学者】
ジョセフ・スティグリッツ
「現状のグローバル化をIMFやアメリカによる新自由主義による秩序構成であると、それが途上国経済を圧迫させ、貧困の拡大を促しているととき、国際機関の改革を説く」

【国際政治経済】
スーザン・ストレンジ
「国際組織、多国籍企業、国際シンジケートなどによって、国家の主権が移転してきていると『国家の退場』をとき、それを『国際政治経済上の変化』とする。ストレンジ自身はグローバル化を不明確で何も意味しないと否定し、「グローバルとガバナンスの2つの語が伝える暗黙の仮定は、世界的な権威による世界大の統治が実現しつつあるというものである。しかし真実は、いかなる政府間機構の官僚組織の意思決定パワーの限界も本質も、加盟する最強の政府によって設定されているのである。」と述べ、グローバルガバナンスを「最新の意味的論歪曲法」であるとして、その概念と実質上の存在を批判している。」

【国際政治学者:リアリスト】
ギルピン
「世界秩序の変化や、非国家主体や国際機関の役割などを認めるが、依然として中心に来るのか地政学であり、それはゆるぎないとする。現状の秩序はアメリカを代表とする大国による秩序形成がなされていると覇権安定論から類推される主張をする」

へドリー・ブル(左派的リアリスト)
「ブルは国際社会では、何らかの価値観の共有がなされ、共通目標の実現にむけた明示的・暗示的なルールや制度が設けられ、一定の秩序をもたらしているとし、それらを強化することでアナーキーな国際社会における国家同士の対立が抑制されると考える。」

クラズナー
「クラズナーは、パワーや相対的利得配分をめぐる闘争が、依然として国際政治経済の本質であるという立場から、グローバルガバナンスは、大国間で合意された規則や制度において概ね明らかにされていると説く」

【国際政治学者:リベラリスト】
ロバート・コヘイン&ジョセフ・ナイ
国家間が政治以外に、経済活動により重層的に結び付きを深めている状態を指摘し、経済的相互作用が拡大すると相手の行動への脆弱性が高まり、また相手のマクロ経済の動向への敏感な反応が増すとする相互依存論を展開、さらに、多国籍企業や国際機関など多様な非国家主体がさまざまなレベルで複雑な国家間の関係性を編み出していることから複合相互依存を説く」

ヤング
上述

【国際政治学者:マルクス主義・構造主義】
ウォーラーステイン
「グローバリゼーションとは資本主義の社会経済的関係によって支配される単一の世界システムの発展として、その世界システム論の論理に組み入れ、ガバナンスの現状を批判」

ロバート・コックス
「コックスがグローバルガバナンスを経済的ネオリベラリズムの世界の新エリートのための概念とするなど、アメリカや資本主義がグローバルガバナンスを形成しているとし、そのため、現状のグローバルガバナンスの現状を批判し、世界秩序の変革の必要性を強調する」


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時間を感じる。

最近は時間を感じる。

この前、たまたま駅で小中の同級生にあった。

家はそんなに離れてないのに、めっちゃ久しぶりにあった。

もう10年も前なんだなあ~て思った。

そんでもって、その次の日に、中学の友達からカラオケに誘われた。

3人だけだけどね。やっぱり、「あいつが何してる」とかそういう話になった。

さらに翌日は、戦後日本外交論のみんなで、飲みを開いた!オールでカラオケだった。

大学1年にとってから、もう卒業まじかかあって感じだった。

時間が過ぎている。

自分のまわりをどうしようもないくらい非情に時間が過ぎている。

嫌だ嫌だとおもっても、それをとめることはできない。

どんなに過去を振り返っても、それを戻すことはできない。

立ってしまった、年月はもはや遠い昔のことだ。

ちょっと目を閉じれば、小学校や中学校での出来事や、一回目の大学やら

予備校やらいろいろ浮かんでくるけど、もう記憶だけだね。

そうしたものを実感して、今をどうするのかを見つめて、

これからも生きていくんだろうな。


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青春アミーゴvs粉雪 [日誌]

たまたま、ぼ~とたどって、オリコンを見てみる。
なんか、今だに粉雪と青春アミーゴが上位にあった。
なんだかんだで、昨年末のはやりはこの2曲でしたが、
まだまだがんばっているご様子。

そんな2曲を題材に、
今日はこのオリコンランキングを工夫して閲覧することにした。

名づけて「青春アミーゴvs粉雪」デッドレース!!

月間ランキング
11月 1位 青春アミーゴ 8位 粉雪
12月 1位 青春アミーゴ 2位 粉雪

11月は16日で半月分しか扱われない粉雪はふりなので、あまりヒートしてない。
12月は互いに一月前発売から互角の勝負を展開!ロングランぶりをはっきしつつ、青春アミーゴ
の勝利。ミリオン級はだてじゃない!!
   
週間ランキング
確認できる12月5日からスタート

12月5日付け 3位 青春アミーゴ 114034  4位 粉雪 80023
発売一ヶ月後だというのに10万枚を売り上げるのは青春アミーゴ!!
これがミリオンの貫禄か!?

12月12日付け 2位 青春アミーゴ 82368  3位 粉雪 81562
ついに粉雪が青春アミーゴのけつをとらえた!!ミリオンを越せるか!!

12月19日付け 2位 粉雪 70847  4位 青春アミーゴ 61243
きたー!!粉雪が青春アミーゴをついに抜き去る!!青春アミーゴは4位へと
後退だ!

12月26日付け 2位 粉雪 67492 5位 青春アミーゴ 46252
先週に続き粉雪は2位をキープと好調を維持!
一方で青春アミーゴは発売枚数をずるずると落としつつ、5位へと転落だ!!
さすがにもう売り切ってしまったのか??もはやこれまでなのか??
青春アミーゴよ!!

1月2日付け 2位 青春アミーゴ 81835  4位 粉雪 80687
ここにきて、青春アミーゴの再逆転!!一体、年末に何があったのか?
しかし、4位の粉雪とはわずかな差でしかなく、お互いに売り上げを増加させているぞ!!

デイリーランキングなんて見てみるとまた、おもしろい。

12月25日 2位 青春アミーゴ 3位 粉雪
12月26日 3位 青春アミーゴ 4位 粉雪
12月27日 4位 粉雪 6位 青春アミーゴ
1月4日 1位 青春アミーゴ 2位 粉雪
1月5日 1位 粉雪 2位 青春アミーゴ
1月6日 1位 粉雪 2位 青春アミーゴ
1月7日 1位 青春アミーゴ 2位 粉雪

これはものすっごいデッドヒート!!クリスマスが終わると、両方が順位をおとしはじめ、特に青春アミーゴの下降が激しさを増す。これは週間ランクと対応している。しかし、年を越すと、両者が急浮上!!一転して、1位と2位のさしつ抜かれつのデッドヒートを展開している。いったりきたり。ものすごい感じだ。

勝負としてはお互い週に8万枚くらい売るんだけど。青春アミーゴがつねに微妙にリードすることが多く、粉雪が次点になってしまう。そのために、粉雪はオリコン2位が最高順位、青春アミーゴがなければ、どっかで1位をとっていたのではなかろうか。デイリーを見る限り、今週も1位と2位は両者が生めることになりそうだ。粉雪の初首位はなしえるのだろうか?これは目が離せないw

青春アミーゴは11月の時点で100万枚超えていて、週間ランクを見ると、今だに週に8万枚くらいうってやがるから、150万枚くらい超えてるんじゃなかろうか。

粉雪は、およばんが50万枚は超えてるだろうね。

こういうロングヒット系の曲ってのが本当に人気がある、うれている曲なんだろうね。普段のオリコン上位曲なんて、ぱっとでたばっかの時にファンが買って、上位になったあと、次週からどんどん下降していくからな。長いこと順位を引き止める力のある曲がヒットのキーでしょう。そんな意味で見逃せない2曲の対立でした。ではでは。


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章立て部分。

章立ては後ろにいくほどだんだん怪しくなって、短くなります。最後のほうをどうするのかが定まってない証拠。。。はっきりいって帰結点はまだ不明。

章立て                                         
第1章 グローバル化とグローバルガバナンス論
 第1節 グローバル化概念の特徴
  第1項   グローバル化の論争対立
  第2項   グローバル化の多次元的側面
  第3項   グローバル化に対する評価
  第4項   グローバル化の連続性と非連続性
  第5項   グローバル化の複雑性と単一性
  第6項   グローバル化とは何か
 第2節 グローバルガバナンス論
  第1項 グローバルガバナンス論の展開
  第2項 グローバルガバナンス論の論争対立
  第3節 グローバル化とグローバルガバナンス論
 小結
第2章 グローバルガバナンス論と国連
 第1節 グローバル化と国連
  第1項 国連組織の体系と発展
  第2項 グローバル化と国連活動の関連性
  第3項 グローバル化に対する国連の認識
 第2節 グローバルガバナンス論と国連
  第1項 グローバルガバナンス論での国連の扱い
  第2項 グローバルガバナンス論における国連改革
 第3節 グローバルガバナンス論における国連の位置づけ
第3章 国連改革と規範的アプローチとの相違
 第1節 国連改革の分析枠組み
 第2節 国連改革と報告書
  第1項 1960年代の行財政改革中心の国連改革
  第2項 1970年代の機関調整問題
  第3項 1980年代と改革提案と規範型報告書
  第4項 1990年代の抜本的な改革の必要性
 第3節 グローバルガバナンス委員会報告書の文責
  第1項 委員会の創設経緯
  第2項 委員会の構成と役割
  第3項 報告書の概要
  第4項 これまでの報告書との相違と関連性
 小結:グローバルガバナンス論の規範的アプローチの定義
第4章 現在の国連改革
 第1節 改革議論の始まり
 第2節 報告書概要
  第1項 ガルドーソ報告書の概要
  第2項 ハイレベル委員会報告書の概要
  第3項 ミレニアム・プロジェクト報告書の概要
  第4項 アナン事務総長報告書の概要
 第3節 グローバルガバナンス委員会報告書との比較
第5章 実際の改革議論
 第1節 これまでの改革議論
 第2節 国連と市民社会の改革
 第3節 2005年度の改革議論
 小結
第6章 国連から見るグローバルガバナンス
終章
 


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卒論さらしあげ [学業]

ようやく、卒論における問題の所在の再構成が終了。初期とは大分内容を入れ替えてみました。なんかやたら長いし、難しいと思われる。検証方法などに難点がまだあるため、アドバイスなどをいただきたいです!!まあ、みんなこんなの読まないかもしれないけどねw・・・・ 学校にいったら、先生や院生に見てもらうかな。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
グローバルガバナンス論の実証としての国連の位置づけと意義
~国連改革によるグローバルガバナンス論の定義とその限界の検証~

序章:問題の所在                                         
【研究概要】 
 今やグローバルガバナンスは現在のグローバル化した国際社会をどのように統治するかについての包括的な概念として定着しつつある。1990年代になると多くの論者がグローバルガバナンスを使用するようになり、その名の研究所が各地に設置され、1995年には国連大学から雑誌グローバルガバナンスが創刊されるなど、少なくとも学術用語としての地位を確立した。しかしながら、立命館大学のグローバルガバナンス研究会が「言葉が広がるとともに、多くの潮流がこの言葉にいろいろな意味をこめて使用するようになっており、概念的には非常にわかりにくい状況が発生しているのも事実である。」と示しているように 、グローバルガバナンスという言葉の一般化に対して、その内容は曖昧であり固定化されておらず、いくつかの理論的枠組みを提示しているに過ぎないようにも思える。
曖昧であるグローバルガバナンスを理解するためには、その実証的側面が鍵を握っている。グローバルガバナンスとは実際に存在するのか?グローバルガバナンスがあるとしたら、それは誰が、何の目的で、どのように形成されるのか?そういった問いかけを、具体的な事象を利用しながら明確化する必要性がある。そうした一般的に理論と事象との関係性は少なくとも「理論の構築」「理論の検証」「事例の分析」の3つが存在する。第1に、具体的な事例を用いて、それを一般化、抽象化することで、分析枠組みとなる「理論」や「モデル」が構築される。これが「理論の構築」である。第2に既存の理論・モデルに具体的な事例を適用し、その理論・モデルの妥当性を検証する。これが「理論の検証」である。第3に既存の理論・モデルに具体的な事例を適用し、その事例自体を説明すること。これが「事例の分析」である。
その点を踏まえて、実際にグローバルガバナンス論の論集を見てみると、グローバルガバナンスは理論的側面において、大芝 亮と山田 敦は、「リアリスト的分析アプローチ」「リベラリスト的分析アプローチ」「規範的アプローチ」の3つのアプローチとして捉えている 。従来の国際政治学の延長として、リアリズム的、リベラリズム的な立場などにより理論化がなされており、理論の構築段階にける相違が見られるのだ。さらに実証的側面に移るとグローバル化の範囲が多様であることに対応して、安全保障、環境、経済、国際機関といったような各分野にグローバルガバナンスを当てはめて、個別的に分析がなされることが多く 、理論的なフィードバックを総合的に行うことが困難となっている。このように理論面でも多用なら、その実証面も多様に扱われてしまうため、グローバルガバナンスを明確化することが困難としているように思える。そのため、理論面を実証するための実証例が個別的になり、グローバルガバナンス論は単なる研究論文集化していることが多いのである 。しかしながら、多様な領域を扱うグローバルガバナンスを説明するためには、個別事例から説明せざるを得ない。そこで重要となるのは、その事例がグローバルガバナンスの「どこ」を説明し、どのような「意義」を有しているのかを明確に関連付けることである。グローバルガバナンスにおける事例の位置や意義が明確化されなければ、グローバルガバナンス論に対する理論の構築も理論の検証も明確化することができないからだ。
その点を踏まえて、本研究ではグローバルガバナンスの1分野として使われることが多い、国連と国連改革に焦点を当てて、グローバルガバナンスを説明していくことにする。リベラリズムのガバナンス論の中の1分野として、国連やWTOなどの国際組織にグローバルガバナンスを見出すという研究が多数あり 、小林誠はそれらを「グローバルガバナンスという言い方で行われている研究では最も主流」としている 。元々グローバルガバナンスの規範的アプローチは国連改革を主眼においた報告書であり、国連改革と密接なつながりを有している。内田孟男は「いかに資本と市場に牽引されているグローバリゼーションをより人間的に、より倫理的で公正なプロセスに導くかは、ガバナンス理論の核心であり、そのために必要な社会変革と機構改革も研究対象とする」としてグローバルガバナンス論が改革論となり易いことを示唆するなど 、国連とその改革はグローバルガバナンスの主要な分野を形成しているといってよいだろう。しかしながら、これまでの研究は、国連とその改革がグローバルガバナンスのどこに位置しており、どのような関連性があるのか?また国連改革からグローバルガバナンスの何が解明されるのか?といった疑問に答えているようには思えない。国連がグローバルガバナンスの主体であることを盲目的に前提にしていたり、国連改革がグローバルガバナンスを作り出すとしていたり、する事が多いのだ。
よって、本研究では「グローバルガバナンスには定義を確定するための制約が存在し、その定義を形成する事例の一つとして国連も、その定義の明確化に貢献できていない」という問題意識から、グローバルガバナンスにおける国連の位置づけや、そのグローバルガバナンス論への貢献と限界性を明確化して、グローバルガバナンス論と事例との関連性を明らかにしていきたい。そのために、国連という事例がグローバルガバナンスの「どこ」を説明し、どのような「意義」を有しているのかという点で、「グローバルガバナンスにおける国連はリベラリズムの研究範囲をだけでなく、リアリズム的側面などの理論の多面性を表しうる中心に位置し、グローバルガバナンスの代表的存在として、グローバルガバナンス論に貢献しうる意義がある」と仮定して、それを検証していく。
検証の流れとしては、まずグローバルガバナンス論と国連との位置づけを表すことからはじめる。第1に、グローバル化とグローバルガバナンス論との関係性を明確化し、その上でグローバルガバナンス論と国連との位置づけを表していく。その上で、第2に、グローバルガバナンスにおける国連の地位、構造、意味を明らかにすることにし、第3に、より動的な変化に注目するために、国連改革を実証的に検証していき、グローバルガバナンスの変化の側面を国連から検証していきたい。そして、最後にそれらの国連と国連の改革の検証が、グローバルガバナンス論に一般化する上で、どのような意義を有しているのかを、グローバルガバナンス論の論争対立に立ち戻って再検討していくことで、グローバルガバナンス論と国連という事例検証の有効性と限界を明確化させていきたい。


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卒論づくり。。 [日誌]

捗らない。

governance without governmentをとりあえず、読む。

ローズノーさんはまだよい。一応、終わらせる。

次に、international governanceを読み始める。

むずい。。

ヤングおじさん何言ってるのかわからない。ヤングおじさん何言ってるのかわからない。ヤングおじさん何言ってるのかわからない。ヤングおじさん何言ってるのかわからない。ヤングおじさん何言ってるのかわからない。

こいつの英語がむずいのか、内容が複雑なのか、俺が英語が分からないのか、その理由もよく分からない。全然頭に入らんぞ~~!!!!どーーーん!!!

なので、後回し状態にして、次にいく。

グローバル化論のまとめ。。

やばい、整理がむずい。膨大すぎる。ギデンズさん、コヘインさん、ヘルドさん。。
どうにかしてください。

でも、今日中にグローバル化論からグローバルガバナンス論へとつながっていく、ナイスなつなげ方を考えたいから、がんばってみます。


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