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グローバリ化の野球論 [思考]

野球ってグローバリゼーションの状況を説明する例として適しているのではとちょっと思った。

1.グローバル化の中で競争激化
2.脱国家的な国際性の追及
3.グローカルな地域性の投入

っていう3つの要素があるからです。

1つ目の「グローバル化の中で競争激化」はメジャーに対してよい選手がどんどん吸収されていったり、他のスポーツの台頭によって、これまで当たり前に甘んじていた野球人気に陰りが見え始め改革を余儀なくされたこと。まるで野球の市場開放が起こったみたいだよね。こうして日本のプロ野球も改革を行って生き残りを図るより他なくなったわけだ。

2つ目「脱国家的な国際性の追及」は、そうした状況を受けて、アジアシリーズをやって、最終的にメジャー王者との戦いを目指すという近年の取り組み。サッカーなどに比べると国際的にマイナーで世界的なレベルが低い野球も、国家という壁を越えて、こうした問題に取り込まざるをえなくなった。

3つ目「グローカルな地域性の導入」、グローバル化が進展すると、地域性というのが逆説的に強調されることが多いけど、野球は典型的。ロッテや楽天の例にあるように、地域密着型の球団が運営利益の向上につながって、人気も高くなってきている。国際化と同時にローカルな取り組みが強調されるのもグローバル化の特徴。

こうやって、グローバル化の説明で野球を使うと分かりやすいかもね。


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