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幻の全日もぎ議題。 [学業]

2004年、全日において、ディレクをやったわけだが。会議議題が「経済社会分野の国連改革」というわけわからんものだったため、別議題も考えたことがあります。実際に考えただけで、表に出してないから「幻議題」。

それは【模擬軍縮会議(MCD)】

C1ではなく、軍縮会議で話し合っちゃおうというもの。この会議の利点はC1にはないダイナミズムを実感できることです。C1は軍縮会議の議事を促進する程度の役割しかないため、議題をやってるときに限界を感じます。そんな話し合いをもっと発展させるには軍縮会議を理解する必要性がある。なんせ、軍縮における唯一の交渉の場所とされているのだから。(っていうか、だったらC1は何なの?って思うけど、そんな扱いなんです)

会議枠組みはかなり特殊。

1.議題自体をみんなで決める。
この会議の特色は軍縮関連という分野は決まっているけど、議題自体を決めるのは大使のみなさんということ。よって、初めは「何を話し合うのか」についての話し合いになります。議題を決めるダイナミズムを体感できるはず。

具体的には、軍縮会議で実際の個別議題を扱うための「委員会の設置」が議論のメインになるわけですね。実際の軍縮会議ではずっと何の委員会の設置をするのかでもめているため、進んでないわけです。何の議題に利益があるのかが各国かなりちがうので、めっちゃみんなでもめて対立して、いろいろな戦略を考えられるから、きっと楽しいはず。

2.条約作りまでできる。
実際の交渉ができるならば、条約草案を提出したりと、かなり奥深い交渉が可能。C1だとある、CTBTについてはこのくらいしか言えないよね。みたいな制約がないわけですね。

次に実際の会議をどう作るかですが。

タイムスパンとしては1日目に、委員会決めを行い。制限時間を設けて、そこで、「包括的な核軍縮(途上国議題)」「宇宙軍縮(中国・ロシア)」「FMCT(先進国)」といった主要なものから、ほかに「小型武器」などの議題がでて、どの委員会を設置して、どれを先に話し合うかを決めるわけです。あまりにも議題を広げすぎると収集がつかないので、実質的にまあ上記の4つか5つだけ先にディレクで示すことになるでしょう。

で、その後は会議が2パターンに分かれることになります。

1つ目が、1日目の制限時間内で、解決しなかった場合。その後は、この何をCDで話し合うのか?どうやったらCDの話し合いを進めることができるのか?といった話し合いをその後も続けていき、最終的に委員会の設置の決定がなされるかどうかで会議が進む。それでも妥決しなかったら議長総括が作られて、内容がC1に送られることになります。議長の役割が重要となりますね。

2つ目が、1日目の制限時間内で、妥結した場合。委員会ごとに実際に分けることはできないので、決定された優先順位で、議題を話し合っていく。結局、2,3個しか話し合えないと思われるが、その委員会の時間割などは各国大使が考えたり、議長国がしきったりすることになります。そこではFMCTの条約作りやらが行われることになるでしょう。

問題点。
1.時間の問題と会議の進行との関わり、
時間内に終わるのかかなり難しい。進行が予測不可能であやしい。

2.リサーチが大変
リサーチ範囲が広くて大変。C1の複数議題文なので、軍縮一般についてもういろいろ調べる必要性がある。

実際に、会議できるのなら、すごいダイナミックで、会議のおもしろさを実感できるものにすることができるという自信はあるんだけどね。まあ、全日ではやらなかったわけで、模擬国で残ったものとして、唯一やってみたかったというやつですね。誰か代わりにどっかでやりませんか?アドバイスするから。


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